Azureとの連携時にエラーが発生する場合、権限設定やフェデレーション資格情報に問題がある可能性があります。
本ページでは、考えられる原因と解決策についてご案内します。
原因
Azure側の権限設定が不十分であることが主な原因です。具体的には以下の可能性が考えられます。
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必要な権限の不足
・Microsoft Graph APIを使用してアプリケーション情報を取得するために、
Azureアプリケーションに Application.Read.All 権限が必要です。
・この権限が設定されていない場合、API呼び出しが失敗します。 -
管理者の同意が未付与
・Application.Read.All を設定しただけでは不十分で、
「管理者の同意(Admin Consent)」が付与されていないと、
トークンに必要な権限が含まれずエラーが発生します。 -
フェデレーション資格情報(OIDC)の設定ミス
・アプリケーションのフェデレーション資格情報(発行者やサブジェクト識別子)が
Securifyの指示通りに正しく設定されていないと、認証が機能せず、
必要な権限が取得できない可能性があります。
対応方法
エラーが発生した場合は、以下の手順で設定を確認してください。
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権限設定を確認
・Azure Portalで、対象のアプリの 「APIのアクセス許可」 へ Application.Read.All を追加。
・「管理者の同意を付与」を実行し、適用されていることを確認する。
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フェデレーション資格情報を確認
・Azure Portalの 「証明書とシークレット」 で、
Securifyが指定した「発行者」「サブジェクト」が正しく設定されているか確認する。
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設定後の再試行
・設定完了後、数分待ってから「新規作成」を再実行する。
上記の対応を行ってもエラーが解決しない場合 は、サポートチームまでお問い合わせください。